デ、デ、デートしてきました!ヤバい!マジでヤバい!自分でもまさか女の子とラブラブおデートできるなんて信じられないんですけど、ちょっとホッペをつねって…イデデ!イダイ!マジでイダイ!でも、でも止められないッ!あぁ…何だか痛みの向こう側にいる本当の自分に出会えそうな気がしてきます。新しいプレイに開眼する新しい自分!
うん、まぁね。そんなんはどーでもよくて今って忘年会とかそんなシーズンじゃないですか?で、そーゆー集まりで嬉々として写真なんぞ撮ってやがったアーティスト気取りのメスブタがいたんですよ。もちろん人気者の私も忘年会のスペシャルゲストとして呼ばれちゃいまして車で皆を送迎する係に任命されるという主役級の扱いなんです。私は主にウーロン茶を男らしくガブ飲みしてたんですけど、クールにウーロン茶のグラスを傾ける勇姿がメスブタのカメラにフレームインしてたみたいで、そんな何気ない出来事から恋が始まるんです。
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ホラ、私って何だかんだ言ってイケメンじゃん?ブラピとかカトゥーンとかに似てるじゃん?ブラピだと人種からして違いますし、カトゥーンはグループだから個人ではなく団体に似てることになってチンコが六本くらい生えた別の生き物になりそうですけど、ともかく私の映った写真を見て「このミスターMって人、ステキ!カレのチンコを六本全部ブチ込まれたいわ!」とか言い放った頭が大変な女の子がいたらしいんですよ。ていうかチンコ六本も生えてねーし!
件の女性は写真を撮ったメスブタの友達で彼氏絶賛大募集中の23歳プリティレディらしいんですが、どうせマンコが六つあるような妖怪だと思ってました。忘年会の数日後にメスブタをはじめとする別の女の子グループで乙女の集いが催されたときにメスブタがデジカメを見せたとかで、その際に偶然にもデジカメの中で微笑むダンディズム爆発の紳士が彼女の目に留まったとのことでした。彼女のハートを射止めちまったニクいイケメンこそがこの私、ミスターMだったってわけですよ。
メスブタが「ブヒッ!ミスターMさんに会いたいって女の子がいるブヒッ!」とか惨めに鳴くもんですから仕方なく会ってあげることにしました。うん、全然嬉しくなんてないですし、むしろ正直言って迷惑ですから別に勃起なんてしてないですよ。若干前屈みになってるのは姿勢が悪いだけであって絶対に勃起ではありません。
そんなわけで私たちは運命の出逢いを果たすことになるんですが大体ここで私の日記だと、ていうか私の人生だと未知のクリーチャーみたいな女の子が登場するじゃないですか。ロマンホラー真紅の秘伝説みたいなバケモノが現れるじゃないですか。新手のスタンド使いかーッてスタンドバトルに突入するじゃないですか。で、ダメだこりゃトホホのホで落ちる流れになるんですが今回は違います。普通に可愛い。顔は二宮沙樹ちゃん(AV女優)に似てるんですが、ちょっと幼い感じでチンコ六本生えてるのを見せたら泣いちゃうんじゃないかってくらいのピュアっ娘ですよ。いや、別にチンコ六本も生えてないんですけど。
はにかみながら「初めましてぇ」なんて言ってくる彼女の姿はまんまエンジェルです。まじで羽が見えた。ホント全国の童貞の皆さんごめんなさい。思えば苦節28年、遂に私も大人の階段を昇ることになっちゃいました。私はこの時点で既に前屈みなんですが、とりあえずお食事でもなんて話になっちゃって不意に彼女の可愛さが炸裂するんですけど、私を見上げながら自分の腹部をさすって「お腹空いたですぅ」とキタコレ!いやいや早くも私を殺すつもりか?萌え死させるつもりか?新手のスタンド使いか?
適当に近くのお店に入りまして、そして大体ここで私の日記だと、ていうか私の人生だと
カランカラーン
店員「いらっしゃいませ!お客様、一名様ですね」
私「む?」
店員「コチラへどうぞ」
私「あれ?窓の向こうには走り去る彼女の後ろ姿が?」
という涙が止まらない展開になるんですが今回は違います。しっかり二名様ですよ。一人で座るカウンター席ではなく対面のテーブル席ですよ。ホント全国の童貞の皆さん重ね重ねごめんなさい。今日をもちまして私は一人前の男になっちゃいます。
彼女はとにかくよく喋るコで、友達のことや趣味のことなんかを私の知らない単語を使いながら色々と話してくるんです。私もかなりリアクションには困ったんですが大人の余裕みたいなダンディパワーで上手いこと乗り切ってやりましたよ。
彼女「あーる&びーが好きですぅ」
私「あーる&びー?それってメガ熱くね?ソウルフルにしてスパイシーじゃね?」
うむ、我ながら違和感の全くないヤングな返答ですね。更に若い彼女のハートを手繰り寄せるために私が独自に編み出したとっておき最先端ギャグなんてのも披露しちゃいまして
私「でもそんなのオッパッピー!
でもそんなのオッパッピー!
ハイ、関係ねー!」
彼女「ミスターMさんサイコー(棒読み)」
というふうに私が自分で考えた誰にも似てないオリジナルのネタなんですが、どうやら彼女もすっかり気に入ってくれたようです。
どう見てもラブラブな二人で夢のような一時、しかし大体ここで私の日記だと、ていうか私の人生だと
彼女「ミスターMさん、この壷は凄く御利益があるんですよぉ」
私「ん?」
彼女「それにこの絵は持ってるだけで幸せになれちゃいますぅ」
私「え?」
彼女「分割払いも出来て支払いも楽ちんですからぁ」
というオカルト満開の状況に追い詰められるんですがやっぱり今回は違います。ホント全国の童貞の皆さんには「え?キミたちまだ童貞?ププッ…」なんですけど二人の愛は誰にも邪魔できないところまで来てしまっています。だって私が食後のコーヒーを飲んでいると
彼女「ちょっとそれください。ズズズ…やっぱりブラックは美味しくないですぅ」
えんだああああああーッ!いやああああああーッ!うぃおおおおおうぇえらぁぶゅううううううーッ!ですからね。
間接キッスですよ!間接とは言え会ったその日にキッスまで逝っちゃうんですよ!アメリカのロックバンドじゃない方のキッスですよ!もう二人は惹かれ合うどころか私には生涯かけて彼女を幸せにする義務があると言わざるを得ません。食事を済ませ、車に乗り込むと助手席の彼女が「今日は楽しかったですぅ」と笑顔でお礼を言ってきます。大体ここで私の日記だと、ていうか私の人生だとアクセルを踏み込むと同時に勢いよく脱糞してしまい私の28年の生涯が静かに幕を下ろす結果となるんですが今回は尚も違うんですよ。何のアクシデントもなく華麗なハンドル捌きで彼女を家に送り届けまして、そしたら彼女ってば
彼女「また遊んでください。いつがヒマですかぁ」
と私に完全にホの字みたいです。否応なしに念願のクリスマスセックスの予感キタコレ!
私「ク、ク、クリスマスなんて、ど、ど、どうかな」
とかまるで、ぼぼぼ僕はおにぎりがすすす好きなんだなと言わんばかりに提案しちゃって、もう降り積もる雪を愛の温もりで溶かすseXmasのことを考えるだけで前屈みどころか危うく射精しそうです。
彼女「あぅ、すみません。クリスマスは彼氏と一緒ですぅ」
私「うん?」
彼女「あれ?言いませんでしたっけ?私、彼氏と同棲してるんですぅ」
私「はい?」
え?何このアバズレ?何この不貞の輩?うん、もうね、ここで「ドッキリ大成功」て書かれたプラカードを持った人が現れても不思議じゃないんですけど、どうやら彼女は同棲してても他でセックスしなけりゃ無問題という新人類的発想の持ち主らしくて、いや確かに二人で普通にゴハン食べただけですから私の勝手な先走りおちんぽミルク的なところもあるんですけど、でもそうなると私のハッピーseXmasは?チンコに靴下を被せて「はいプレゼント?」のトキメキ体験は?
ホント全国の童貞の皆さんにはこれからも末永くよろしくお願い申し上げます。仲間同士で今後とも仲良くやっていきましょう。丁寧にお辞儀をしてから「また遊びましょ(セックスはしないけど)」と車を降り、こちらに愛想よく手を振って別れを告げる彼女がバックミラーに映し出されます。ひとつめの角を曲がって彼女の姿が見えなくなった後、私はアクセルを踏み込むと同時に勢いよく脱糞してやりましたよ。くそっ!アイツ絶対マンコ六つくらいついてやがる!
そして家にたどり着くや否や、彼女のことを思い出してチンコ一本しかないのに六回オナニーしたことはココだけの秘密です。