皆さんご機嫌如何ですか?今日はミスターMセレクション『著名人が残したブスに対しての名言集』の中から我々の心を揺さぶる珠玉の名言を幾つかご紹介しようと思います。
「ブスをブスと言えないと(掲示板を使うのは)難しい」
2ちゃんねる管理人 ひろゆき
「これはねぇ、やっぱりブサイクですよ。この人は。顔を見てご覧なさい。目はつり上がってるしね、顔がぼうっと浮いているでしょう?これはブスの顔ですわ」
元財務大臣 塩爺こと塩川正十朗
「(Q)急に(B)ブスが(K)来たので」
ドイツW杯クロアチアの守護神 柳沢敦
「何じゃあ!?こりゃあ!?」
ジーパン 松田勇作
「ブ(中略)ス!おまえもか!」
古代ローマ皇帝 カエサル
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さて、偉大なる先人たちが発したこれらの深みのある言葉から今日を生きる我々は何を得ることが出来るでしょうか。今日のキーワードは「ブス」。これから私と一緒にブスについて考えてみましょう。
まぁブスな人を指してブスと言うのはたぶん悪いことなんですよね。いくらブスだと言っても人である以上は人権てもんがありますし、「や?いブス」なんて言動は道義に反します。元から可哀想な顔してるブスっ娘をさらに可哀想な目にあわせるなんて鬼畜の所業です。ブスだって生き物さ?ですし。しかしゴキブリ級の嫌われ者である私…じゃなくて孤高の背徳者、気高きロンリーウルフの異名を持ち「俺はくだらない社会のルールになんて縛られねぇ。俺にとっての唯一のルールとは、そう、俺自身さ」と事あるごとに口にしている私としてはブスなんて言ってはいけない良い子ちゃんな世間様の風潮を丸っきり無視して事あるごとにドブスを罵りまくっています。ブス弄りやブサイク叩きは得意技みたいなトコがありまして、言わば鉄板ネタ。困ったときのブス頼みってなもんです。
こないだなんて慢性的な女日照りで街頭キャッチ以外で異性に話しかけられることが一切ないままクリスマスシーズンに突入してハートが凍死しかねない私のことを見かねた友人が、女の子を紹介してくれるというエロい展開になりましてね。セックスへの期待度マックス!セックスでマックス!昔の言い方をするとセックスwithスーパーモンキーズくらいあるんじゃないかと思うほどマックスだったんですけど、どうも相手の女の子の仇名が「ガリガリくん」とか言うらしいんですよ。
「そっか、じゃあ痩せてるんだ」
「いや、ゴリラ顔だから」
ですからね!アイスでお馴染みのアレですからね!実際に会った(対面した)んですけど、いやむしろ遭った(災難を被った)んですけど、マジで文句なしのガリガリくんでした。あのギャグ漫画風のヤンチャ坊主パッケージを3DCGでリアルに再現したらこうなりますみたいな。向こうはガリガリくんですから必然的にコチラはガッカリくんなんですけど、とりあえず一緒に食事することになりまして「何処に行く?」なんて聞かれるやうっかりコンビニのアイス売場へ行きそうになるレベルのリアルガリガリフェイス。ひとまずそこらの居酒屋に入って何か青いカクテル飲んでる彼女の風貌なんて完全にあのアイスのソーダ味にしか見えません。しかもガリガリのくせにバリバリにアゲアゲ。すなわち大変にアゲ?アゲ?エブリナイしてまして胸元オッ開きの格好なもんですから仮に紅白歌合戦なんぞに出場しようものならコスチュームが下品だとかで視聴者からのクレームが殺到する不安を拭いきれません。て言うか胸元だけでなく鼻の穴まで開いているのはなんでだぜ?
さらにガリガリの破竹の勢いは止まらず「長澤まさみって男に媚びてそうで嫌い!てゆーか全然かわいくないしー」とか「男のくせにロン毛の奴っているでしょ?アレって最悪ー」とかどの口がほざいてるのか問い詰めたくなるような、ついでに貴様の口は何故そんなにガリガリくんみたいに広がっているのかも問い詰めたくなるような暴言の嵐!酒の飲めない私はチビッコに大人気のオレンジジュースをいただいてたんですけどアルコール無しなのに吐きそうになるというトビキリ全開パワーです。
ガリガリが相手ですからもう嫌われてもいいやチキンライスでいいやくらいの心持ちで私も下ネタ連発の替え歌炸裂でキモヲタ爆発なファイト一発だったところガリガリもノリノリ!翌日私の住む地域一帯の平穏をブチ壊さんばかりに家の近くまでやって来やがりまして突然メールで「来ちゃった?」ですからね。遂に頭の中身がキちゃったのかと思ったんですが「ガリガリはムリムリ」とも言えず本当は家でネットしているのに外出中ということにして、本当はヒキコモリがちなのにアウトドア派を気取って、何か物凄く忙しい的な返事をしてガリガリの奇襲から辛くも逃れました。詳細な住所を教えなくてよかった。油断して近所でバッタリ鉢合わせなくてよかった。ヒキコモリでよかった。そー言えばあのとき酒を飲みながら「よ?し、明日ミスターMくんの家に行っちゃうぞ!」とかほざいてたのは酔った勢いに任せての小粋なジョークだと思って軽くスルーしたんですが、ガチだったんすね。しかも「行っちゃうぞ!」に合わせての小さなガッツポーズが死ぬほど気持ち悪かったのをいま思い出しました。ていうかオマエは何しに来たんだぜ?
突如として私のホームタウンに降り立ったガリガリくんのおかげで身も心も凍りつき、危うく私の方がアイスみたいになりそうでしたが今になって振り返ると前日のガリガリくんの大ハッスルを前にして喉まで出かかったセリフ「他人の外見に対して思うところを正直に言うのは良いんだけど、キミの外見もアレだよね」をオレンジジュースとともにぐっと呑み込んだことが元凶であると言えます。私にはとても真実を語る勇気がなかったのです。
まぁこんな感じでこの手淫レベルの日記(通称オナ日記)やキモヲタ仲間たちとのガストでの会合(通称オナニスト)の中で私の繰り出す話題といえばブスの吊し上げなんですけども、タマにいるんですよね。「女の子に対してブスなんて言うのは良くないよ」とかほざく良い子ちゃんが。いやね、確かに悪いことだとは思うんですよ。でも私は決して間違ったことは言ってません。ブスを以てしてブスと評するのは正誤善悪で言えば確かに「悪」ではあるけれど同時に「正」なわけですよ。ガリガリくんはガリガリくんであって如何に理屈をこねようと悲しいくらいにブスはブスです。ブスをブスと呼んではならないというモラルやルールがブスがブスであるという事実をねじ曲げているんですよね。
その昔、地動説を唱えたガリレオ・ガリレイの発見は天動説を採用する当時のキリスト教文化圏にとっては都合の悪いものでした。ガリレオの意見に対して首を縦に振ろうとしない保守派は彼を裁判にかけ、強引に自説を放棄させたのは有名な話ですが結局正しかったのはどちらでしたっけ?ダーウィンの進化論も聖書によるところの人類の起源とは異なるという理由で神様を頭から信じ込んでいる人たちに糾弾されましたよね?両者とも真実を語っているにも関わらず伝統や権威、そして社会全体を貫く「きまりごと」の根拠となる神の名においてその言論が封殺されたのです。
いつの世も社会においてモラルやルールは不可欠ではありますが、しかしそれによって真実が隠匿されていることに無関心でいて良いのでしょうか。「とにかくいけないことだから」という理由での言論統制に屈して考えることを止めてしまった人間は憐れという他ありません。そういったきまりごとに如何なる強大な後ろ楯があろうともオカシイものはオカシイ。王様は裸だ!と何事に対しても声をあげる勇気を持ち合わせていたいと私は思うのです。
さて「ガリガリくんがドブスでさ?ギャハハ!」と神をも恐れぬセリフを悠然と吐く私ですが、ここで争点となるのはかかる言説が真実か否か、つまりガリガリくんのパッケージみたいな女の子は果たしてブスなのかどうかの一点に尽きます。故に「ブスと言うのは良くない」という横槍は完全に見当違い。良い悪いの尺度をわざわざ持ち出してきたところでブス叩きが悪いことだと言うのは今さら論ずるまでもなく、むしろブスを叩く方である私も道義に反すると言う前提で叩いていますから銭形警部が逃げていくルパンに対して「待て?!」と叫ぶことくらいナンセンスです。待てと言われて律儀に待つハズはなく何の効力もありませんからね。なのでブス叩きへの反論たりえるのは「ガリガリくんはブスではない。むしろ美人だ」と言う以外にありません。今回私の前に現れたガリガリくんは残念ながらパーフェクトなブスっ娘であって例え国家権力や神などの大いなるものが何と言おうとも萌えることなんて出来ません。私は権威、道徳の前に怯えるでなくただ真実に忠実でありたいだけなのです。今日を生きる勇者たちよ!現代のガリレオたれ!現代のダーウィンたれ!さぁ、みん
なも自分を信じてブスをブスだと叫ぼうぜ!
というわけで私が事あるごとにブスを叩いているのは決して悪フザケのオモシロ半分などではなく、むしろマジフザケのオモシロ全部…じゃなくて真実を追求する真摯な姿勢によるものなのです。今回の日記を最後まで読んでくれたヒマなブスどもは自分のブスさ加減を容赦なく罵られてヒステリックブルーな気持ちで怒り狂っては沈み込んでいるでしょうが、これに関しての批判は受け付けません。だってブスはどう転んでもブスですから。いくら優しい言葉をかけてもブスが治るわけではなく、ブスであるという現実から目を逸らそうとする偽善者にも同様の救いようの無さを感じますからね。だから私への反論には一切耳を貸しません。
あ!でも「他人の外見に対して思うところを正直に言うのは良いんだけど、ミスターMの外見もアレだよね」とかいう変に鋭いことを考えてもいけませんよ。ブサイクなミスターMにはブスのガリガリくんがお似合いだとかも言っちゃダメ!そんなこと言うと私が明日キミの家に行っちゃうぞ!(小さくガッツポーズ)