ちょっとちょっと、どーゆーことよ!オーストラリア戦よりマシになったとは言え前回の日記であれだけ忠告したのに日本代表のヤツら大して変わってねーやん!さてはアイツら俺の日記読んでねぇな!梨花のことばかり考えて俺様の日記を読んでねぇな!などと観戦しながら怒り狂ってましたが日本代表メンバーが私の日記なんて読んでないのは当たり前です。アルシンド的に言うと「トモダチナラ当タリ前~」です。
というわけで決勝トーナメント進出への望みが暗礁に乗りあげ、絶体絶命!万事休す!の我らが日本代表ですがまだチャンスはあります。残された希望を手繰り寄せ、確実にモノにするためのありがたい必勝法をココで私が伝授してあげますからみんな心してよく聞くように。
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まずはスタメンの大幅な修正!今までのレギュラーメンバーは既に相手チームに研究し尽くされてますからスタメンを一新することでサプライズを狙って敵の混乱を誘います。そして攻撃陣の選手交代ね!点を取らなきゃ勝てないというわけで「いつ変えるか」というタイミングと「誰と誰を変えるか」の人選が重要です。
これらを踏まえて負けられない大一番の日本対ブラジル戦をシミュレーションしてみましょう。
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私「さぁ始まりました注目の日本対ブラジル!実況は私、ミスターMがお送りします。そして解説はサッカーコメンテーターのセルジオ・イチゴさんです。」
苺「ドモ、ヨロシクオ願イシマス。」
私「さて、まるでマイケル・ジャクソンのように年端もゆかないクソガキどもと仲良く手を繋いで選手の入場です。これまでのスターティングメンバーから変更があったようですね。」
苺「ソーデスネ。意表ヲツク メンバーデス。」
私「あ~っと!まずは守護神川口に代わって村山富一元首相だぁ!」
苺「川口以上ノ眉毛デ 相手ノ攻撃ヲ 防イデ欲シイデス。」
私「そして左サイドはサントスではなくヨントスだ!」
苺「レベルアップシテマス。」
私「さらにディフェンスは元祖ボンバーヘッド!M.C.A.T.です!」
苺「敵の高イ位置ノヘディングニ ハイトーンボイスデ 対抗デス。」
私「黄金の中盤は小野伸二の代わりに小野晋吾(千葉ロッテマリーンズ)!となると中村俊輔の代わりに中村俊介(俳優)!」
苺「名前ガ似テマスカラ。試合前カラ 素晴ラシイ フェイントデス。」
私「次に中田英寿と見せかけて中田久美(女子バレー)が来る!」
苺「高サト強サデ勝負デス。」
私「コンビネーションが重要!気になるツートップはCHAGE&ASKAが入ります!」
苺「グレートチキンパワーズヤ EE.JUMPトイウ候補モアリマシタガ 解散シテシマイマシタカラネ。世界ニ通用スルノハ コノ2人以外ニ ナイデショウ。」
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どうですか?手を伸ばしてもわずかに届かない相手のシュートも村山元首相なら眉毛を伸ばして楽々セーブできますし、MCATの「燃え立つような~熱っい魂~♪」で気持ちの面でも負けません。攻撃は中田の強烈なスパイクでゴールを襲い、前面に出るアスカをチャゲが後方から支える「愛には愛で感じあおうよ」の正にアイコンタクトを活かしたハモりのコンビネーションによる波状攻撃が期待できます。このメンバーの前ではギョロ目のロナウジーニョの目もさらに飛び出すに違いありません。
しかしこれで凌げるのは前半だけです。いくらオールスター日本と言えどもサッカーの素人ばかりですから、後半はプロのサッカー選手を投入して勝ちにいきます。ここで攻撃陣のメンバーチェンジです。
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私「後半が始まりましたがハーフタイム中の水分補給で中田久美選手が異常を訴えた模様です。」
苺「オー・プラスハ 飲ンダラ オナカコワスヨウデ 出荷停止ニナリマシタカラ 危険デス。是非サッカー選手ヲ 入レテ欲シイデス。」
私「中田がCMしていたオー・プラスが原因ですね。ここで中田久美に変えて入場時に選手と手を繋いでいたマサオくんが入ります。マイケル・ジャクソンの性的対象くらい子供ですが試合に出して役に立つでしょうか?」
苺「イエ、ヨク見テクダサイ。」
私「こ、これは!マサオくんがカレーを食べてラモスに変身したぁぁぁ!」
苺「Jリーグカレーデス。」
私「そしてチャゲがピッチから外れる!控えのフォワードと交代します!控えはサッカー選手のようですね。」
苺「アスカハ ソロデモ活躍シテマスガ チャゲノ活躍トイエバ 二人ノ愛ランド グライデスカラ交代ハ当然デス。」
「な、なにぃ!控えのフォワード2人が合体したぁぁぁ!大黒マキ登場だぁぁ!『サッカーさえも~好きになったわ~♪』とあなただけ見つめてるのフレーズを口ずさみながらピッチに現れたぁぁぁ!」
苺「ララ~ラララ~ラララ~ヤッパリ~♪」
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プロサッカー選手の起用で後半は本格的に攻めに行きます。ラモスと大黒摩季の2人を入れたことで残る交代枠は1人になり、このカードをどこで切るかがポイントです。最後の交代による一手でどのサッカー選手を使うかが勝負の分かれ目と言っていいでしょう。
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私「さて後半途中ですが依然スコアレスのままです。そろそろ3人目の交代でしょうか?」
苺「日本ガ誇ル エースストライカーヲ 入レルベキデス。」
私「おぉぉぉっと!ここでカズ!フランスW杯では大会前に日本に帰されたカズ!日本サッカー界最強の元エースストライカー!そして元世界ランカー!キングカズこと赤井英和への交代が指示されたぁぁぁぁぁ!しかし前々回では日本への帰国を余儀なくされたカズがいま召集されても現在の日本時間は深夜!あの時帰国させられた日本から現在のドイツまで飛行機の便は出ていないぞ!」
苺「赤井英和ナラヤッテクレマス。」
私「バ、バカな!98年W杯の屈辱と96年24時間テレビの奮闘を胸にキングカズこと赤井英和が日本からドイツまでの道のりをマラソンで走破します!そしてココで視聴者から応援のFAXが読み上げられるぅ!」
応援のFAX「ゴールを目指して走るカズのひたむきな姿に勇気付けられました。カズ!頑張れ!」
苺「放送終了マデニ間ニ合ウカガ勝敗ヲ決メマス。」
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以降の放送は試合の模様とともにテレビ画面の端っこでキングカズこと赤井英和のマラソンも同時中継でお茶の間にお届けします。ブラジルのユニフォームと24時間テレビのTシャツの色が同じという点も見逃せません。果たしてカズは間に合うのか、サライは聴けるのか、そして試合の行方は、日本の全国民の願いが遠くドイツへ向けられます。王者としてのスポーツ界での栄光も今は昔、持ち前のガッツを武器に再起を賭けてキングカズこと赤井英和が立ち上がるのです。いよいよロスタイム、ゲームは架橋に入ります。
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私「なぁぁぁ!ラモスが倒されたぁぁ!相手の強烈なタックルに足を痛めたのかラモス立てません!」
苺「怪我ダケハ 避ケタイデス。」
私「しかしラモス!足の痛みをバンテリンで抑えて立ち上がる!こっちにはバンテリンあるんよと言わんばかりの笑顔だ!そしてフリーキックのチャンスを得たが時間は既にロスタイムこれが最後のチャンス!これを蹴るのは……」
観客「桜吹雪~のぉ~♪」
私「間に合ったぁぁ!キングカズこと赤井英和が放送終了に間に合ったぁぁ!」
苺「コノ位置ナラ直接シュート狙エマス。」
私「キングカズこと赤井英和が落ち着いてシュート!!ゴォォォ~ル!!決まったぁぁぁぁ!カズダンス炸裂とともに試合終了ぉぉぉぉ!!カズ!素晴らしい弾道!素晴らしいダンス!そして素晴らしいダンディズム!ダンディーハウスでお馴染みのカズがダンディ坂野よろしく勝利をゲッツ!」
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いやぁ、自分の頭の中でシミュレーションしただけなのにもう感動で目頭が熱くなってます。我らが日本代表は絶対に負けるはずがありません。例え相手がブラジルであろうとも愛は地球を救い、日本を救うのです。ガンバレ!ニッポン!応援してるぞ!
てなわけで私のサッカー(のCM)やJリーグ(ていうかJ-pop)に関して持ちうる深い知識の中でも特に90年代のニオイを感じさせる素材を中心にフル稼動して弾き出した結果は以上です。それにしても今日の日記は脳味噌がボンバーヘッドしてるかの如く凄まじい頭悪さだな。うん。こんなに頭悪いなんて何だかかっこ悪いな。コレがどれくらいかっこ悪いかと言うとね、いやいや、もうカンの鋭い人ならウスウス気付いていると思いますけどそれでも敢えて言いますと前園の「いじめ、かっこ悪い」ってくらいかっこ悪いよね。いや、ホントに。