いや~先月は2回に渡ってサッカー評論日記をズバズバ書いてきたんですけども、サッカー用語を検索してきたのか真面目そうなタイトルに騙されたのかわかりませんがマジでサッカー好きと思われる全国のサッカーマニアの方々に壮絶な勢いで私のページへ訪れていただいたようで、本当にありがたいことです。

これを受けて思ったのが「サッカーマニアどもが罠にかかって期待を裏切るガッカリ日記を読みやがった!うはは!」じゃなかった「私と同じくサッカーへの熱い気持ちをもった同志がこんなにいるのか!」てなもんで非常に胸を打たれたわけですよ。こりゃ大勢の期待と注目を集めた私が皆様のリクエストにお応えし今回のW杯の総括として3回目のサッカー日記に取りかからねばならないんじゃないかと。これまで「オナニー」「Jリーグカレー」そして「いじめ、かっこ悪い」を三本柱にサッカー通を唸らせる日記を綴ってきた私ですが、今日もサッカーファンをおびき寄せるべく本気を感じさせるタイトルで「マニアもガッカリ」な内容のトリッキーサッカー論をオ~レオ~レと展開してみようと思います。

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その前に「ミスターMって実はサッカー詳しくないんじゃね?」という噂が世界中のマスコミの間で流れてたり流れてなかったりするようなしないような予感もあったりなかったりのようですが、これはこの場でハッキリと否定させていただきます。私がサッカー博士であることを裏付ける超マル秘トリビア情報を大サービスで教えてあげちゃいますけど、なんとあのロベルトバッジョって創価学会員なんですよ。あのサッカーで有名なロベルトバッジョが日本のミラクル宗教法人である創価学会の信者なんですよ。池田大作を先生と呼びながら聖教新聞を読んだりする人なんですよ。まぁそのロベルトバッジョってのが誰なのかと言うとまた別の話になっちゃうのであまり触れませんが、簡単に言うと外人です。

そしてイタリアの優勝とジダンのMVPで終わった今大会ですが、これも私の予想通りです。ん?どうかしました?いやいや、たしかに前の日記で優勝候補はブラジルで注目選手はロナウジーニョと私は言いましたよ、えぇ。

ただね、考えてほしいのは本当の勝利とは何なのかってことなんです。カップを手に入れさえすれば、賞をもらいさえすれば勝ちかと言うと私はそうは思いません。かたちあるタイトルに限らず大会を通して得た有形無形のもの全てが勝敗を決定付けるのですから。その点に留意しつつブラジルを見てくださいよ。ブラジルの敗退でファンは暴動を起こし、ロナウジーニョの像は焼かれてしまいました。この件でブラジルの選手たちは他の誰よりもサッカーの厳しさを知り、勝利への執念を燃やしたはずです。目には見えず記録にも残りませんが今後に繋がる最も大きな収穫を得たW杯ナンバーワンは文句なしにブラジルチームであり、そしてロナウジーニョだったと言えます。これ全て私の読み通りなんですよね。これだから素人は困っちゃいます。

さて、大会も終わって燦々たる結果、そして柳沢をはじめとするメンバー全員がエロに夢中という課題山積み&チンコ馬並みなのが露呈した日本代表ですが、やはり世界と対等に戦うには攻撃に多少の難があったようです。むろん守備にも改善すべて点はあります。ここで「負けないサッカー」を目指すならば守備の強化に徹してもよいのですが、次回のW杯を見据え短期決戦においても「確実に勝つサッカー」が求められるため、日本のような弱小チームをW杯で結果を残せるよう立て直すにはまず攻撃陣の見直しからです。攻撃は最大の防御とも言いますし。

絶対的ストライカー不在の問題を前にして、大会中の私はずっと「アイツが…アイツさえいてくれれば…」と歯がゆい思いを噛み締めていました。このアイツとは誰かというとサッカーの神こと私しか知らないシークレットなんですけどコッ

ソリ教えてあげましょう。そう、世界のサッカー界を震撼させるはずだったあの男の伝説を――――――――
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『きみのハートにシュート!~嵐を呼ぶ転校生編~』
県内でも弱小とされていた禄出梨(ろくでなし)高校サッカー部、それでも悲願の一勝をと県大会を前に部員一丸となって練習に汗を流していた。

「あ…危な~い!」

練習中に宙高く舞い上がったボールが制御を失いコートの脇へと落ちていく。そしてその落下点には校内随一のアイドル女子生徒である加護亜依子(かご・あいこ)の姿が!加速度的に勢いを増すボールが容赦なく亜依子に襲いかかる!もうだめかと部員全員が目を伏せたその時、疾風のごとく現れた謎の男子学生が絶妙のトラップでボールの威力を受け止め、そして流れるような美しいモーションで放たれたキックから大空に架かる虹を思わせる完璧な弧を描いたボールがゴールネットへと吸い寄せられていった。

部員「こ…こんな凄いヤツがこの学校に!?ロナウジーニョのようなテクニック!ジダンのようなパワー!そしてベッカムのような顔だ!いったいヤツは何者なんだ!?」

そう、この男こそが伝説のストライカーとして世界を征する実力をもった男、三須田恵武(みすた・えむ)、後のミスターMである。

キャプテン「キ、キミ!見かけない顔だけど転校生かい?最高のシュートだ!是非サッカー部に入部してくれないか?」

M「ヘッ!笑わせんな!俺は一匹狼なのさ!サッカーなんてガキの遊びができるかってんだ!」

キャプテン「な…何だとぉ~…このバカヤロォ!」

ドカッ!!

亜依子「やめてキャプテン!何をするの!」

キャプテン「俺を馬鹿にするのは構わん!しかしサッカーは俺たちの青春だ!そんなサッカーを馬鹿にするヤツは絶対に許せねぇ!」

M「キャ…キャプテン…お…俺……」

キャプテン「三須田!サッカーは素晴らしいぞ!俺たちと一緒にやらないか?」

亜依子「私からもお願いするわ!ピッチでプレーする三須田くんの勇姿が見たいもの!」

そんなこんなでサッカー部への入部を決めた転校生ミスターM、しだいに部員との友情も深まり、また部員たちもエースの登場で県大会の初戦突破への手応えを確かなものにしていくのだった。
『~ついに県大会!壮絶な死闘編~』

県大会第一戦、ミスターMを中心として生まれ変わった新生禄出梨高校サッカー部は格段の成長を遂げていた。しかし初戦の相手はフダ付きのワルどもが集まっていることで有名な美罰腐(びばっぷ)高校。どんな卑怯な手を使ってくるかわからず決して油断のならない相手だ。

キックオフのホイッスルと同時に反則覚悟の猛烈なタックルを浴びせかける美罰腐高校。しかし天性のセンスと驚異的スピードを誇るミスターMにとっては不良の三流プレイヤーが放つタックルなど容易にさけることのできるものだった。

美罰腐「な…なにぃ!弱小の禄出梨にこんなスゴいヤローが!俺様のデビルクラッシュタックルがまるで通用しねぇ!こうなったら……」

亜依子「キャーー!!」

M「キ…キサマ、何のマネだ!」

美罰腐「へへへ…こいつの命が惜しかったら大人しくボールを俺たちに寄越しな」

亜依子「三須田くん!私はどうなってもいいわ!だから絶対にボールを渡しちゃダメ!」

M「き…汚いぞ…」

美罰腐「おっと、刃向かうとどうなるかわかってるよな?さぁ早くボールを寄越すんだフヘヘ…」

M「わかった!ボールはくれてやる!しかし渡す相手はキーパー!オマエだ!うおお~…」

亜依子「ダメェ~!」

怒りの炎に包まれたミスターMから放たれたボールは一直線に相手キーパーのもとへ。しかし余裕でキャッチされるかに思えたこのボールが奇跡を起こしたのだ。蹴り抜く際の摩擦によりボールが発火し巨大な火の玉となってキーパーを襲う。後にヨーロッパ中のサッカープレイヤーを震えあがらせることとなるミスターMの必殺技「ファイヤーシュート」完成の瞬間である。

美罰腐キーパー「な…なんだ!このボールは!…う…うわああぁぁぁ~…」

燃え盛るボールはキーパーを飲み込んだままゴールへと突き刺さった。そして正義の力でもぎ取った一点が入った瞬間に試合終了のホイッスル、夢に描いた一勝を手にした瞬間だ。歓喜に舞う禄出梨の部員たち、その輪に加わる亜依子、そして中心にはミスターM。

亜依子「ありがとう!私…私…三須田くんのことが……好………」

M「おっと!それ以上は言ってくれるなよ、その続きは優勝までお預けだぜ!」

ミスターMの活躍により、かつて弱小の烙印を押されたはずの禄出梨イレブンたちの目標はいつしか優勝へと向かっていたのだった。
『~運命の決勝!恐るべき野望編~』

サッカーの申し子ミスターMの快進撃で決勝にまで駒を進めた禄出梨高校。しかし最終戦の相手は高校サッカー最強と名高い暗黒(あんこく)高校だった。悪しき黒魔術の使い手である暗黒高校イレブンはこれまでの対戦相手を魔界の力で葬り去ってきた恐怖の軍団だ。果たしてミスターMたちの運命は?ピッチサイドで祈る亜依子の願いを踏みにじるかのようにようにキックオフのホイッスルという死の宣告が鳴り響いた。

禄出梨メンバー「こ…これが暗黒高校のイレブンだと?」

M「そ…そんな……こいつらは、みんな……」

そう、暗黒高校イレブンは禁じられた秘術「デビルパワー」を使い、引退したはずのかつての名プレイヤーたちの魂を再び蘇らせたのだ。Jリーグ創世記に活躍しカツラのCMでおなじみの「アルチンポ」、ブラジル出身の大和魂の持ち主でカレーのCMにも出演したためインドも入っているという噂の「ペニス瑠偉」、日本サッカー界を牽引し王様と呼ばれた「チンコ・カス」、そして海外での活躍で世界にその名を知らしめたナカタヒデトシこと「ナカダシ」、以上の錚々たるメンバーに高校生だけで編成されたチームが対等に戦えるのか。禄出梨高校イレブンの苦戦は必至であると同時にサッカー選手をもじった下ネタのダジャレを考える私も必死である。

プロのスピードとパワーで圧倒する暗黒高校に対してミスターM1人の力では到底かなうはずもない。

M「くそぅ…どうすればいいんだ…まさか引退した選手の魂が蘇るとは…ハッ!実体のない魂!そうか!」

ナカダシ「フハハ!ミスターMよ!試合中に目を閉じるなど勝利を諦めたか!」

M「相手の動きを心の眼で読み取るんだ……見えた!ぬおおぉぉ~」

チンコ・カス「馬鹿な!このシュートは!」

ペニス瑠偉「ト…止メラレナイ!」

アルチンポ「ソンナ…グワァァァ~…」

なんとミスターMの渾身のシュートはその威力により大気に巨大な渦を発生させ、衝撃波となって魔界から召還された魂を吹き飛ばしたのだ。これこそが後に南米のサッカープレイヤーたちを恐怖に陥れるミスターMの新たな必殺技「カミカゼシュート」である。

最後まで決して諦めないミスターMの懸命なプレーがまたしても奇跡を読んだ。カミカゼシュートがゴールネットを揺らし勝利の一点がスコアボードに刻まれた瞬間にゲームセット。叶うはずのない雲の上の栄光だった高校サッカーの頂点に立ったのである。

地割れのように鳴り響き禄出梨高校の健闘を讃えるスタンド、抱き合って喜びを共有するイレブン、入部以前は冷たい眼をした孤独な不良で顔がベッカムだったミスターMも熱い涙が込み上げてくるのを抑えられなかった。

観客のミスターMコールが会場にとめどなく響くなか、スタンドで不敵な笑みを浮かべる白人男性の姿があった。

謎の男「フフフ、ミスターM、オモシロイ逸材デ~ス」

この男こそ世界最強の元ブラジルのサッカープレイヤーでありW杯で日本代表チームを指揮するヂーコ監督その人だったのだ。

ヂーコ監督の指導のもと海外へと戦いの場を広げるミスターM。世界の競合たちとどのような戦いを繰り広げるのか?「スゴイッヒ!」(ドイツ語:日本語訳は「スゴイ」)「ガンバレッセ!」(ドイツ語:日本語訳は「ガンバレ」)と世界のファンを魅了するミスターMのW杯での活躍は?そして亜依子との気になる恋のゴールは?物語の途中にミスターMと亜依子の各視点によって描かれる番外編『揺れるゴールネット』と『揺れる恋心』そしてR指定の『夜のツートップ~違う!そこはゴールじゃない~』などをそれぞれ挟みつつ、感動のラストでは地球に迫り来る巨大隕石を必殺シュートで粉砕する!そしてその裏には地球のサッカーパワーに目をつけた宇宙からの侵略者「レッドカード皇帝」の影が!世界の運命はミスターMに託された!人類未踏の熱いサッカーバトルが今はじまる!
以上の内容盛り沢山の続編『キミのハートにシュートZ!~世界サッカー大戦争編~』へと続く。

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というわけですよ。サッカーに詳しいどころかサッカーが上手い!そして地球を救ってる!知られざる伝説がこんなトコにあったんです。その後の三須田恵武はどうなったかと言うと残念なことにある深刻な病気で選手生命を絶たれてしまいましてね、病名は『奇天烈妄想珍言症』ていうらしいんですけど。頭おかしいことを考えてはワケワカランことを日記に書いたりしてるようです。

今回は「真面目にサッカーを愛してる人にオフサイドトラップを仕掛ける」というコンセプトでやってみましたからこのキチガイ級の膨大な文章量の日記を最後まで読んだ人は本当に今ごろ期待はコナゴナの絶望どん底で死ニタイズムに襲われてる頃だと思うんですけど、まんまと騙されて5000字オーバーの駄文を読まされた人たちは私を罵倒して糾弾しまくればいいんですよ。汚い言葉を浴びせかけ徹底的に攻撃すればいいんですよ。

相次ぐ私への轟々たる中傷、そんなときはおまえらに「いじめ、かっこ悪い」て言い返してやりますから。

投稿者 mrm

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