楽しいですね。ウイイレ。
私の遊んだ家庭用ゲーム機って言ったら、ファミコン→スーファミで終了だったんですよ。
スーファミがシーンからフェイドアウトしていくと同時に、私の中にあるゲームに対する情熱みたいなものも薄れていったんです。
とは言うものの、それ以降もPCゲームなんかチョコチョコと手を出したりしました。もちろん面白いんですけど、熱中するまではいかないんです。大人になったってことですかね。
しかしながらこの間、友達の家でやってしまったわけですよ。プレステ2ってヤツ。
て言うか、実際は多少遊んでみたことはあったんです。ウイイレも何度かしましたし。でも今回わかりました。
シュートってそんなにタメなくても、チョン押しでいいんですね。
もうね。手取り足取り教えてもらって、自分のプレイが次第にサッカーらしくなるんですよ。
とっさに「○ボタン押して」なんて言われて、慌てて手元を確認してた自分が嘘のようです。まさにノールックパス!
初めは優しくレクチャーしてくれた友人でしたが、ある程度覚えた私との真剣勝負になると目つきが変わりましてね。持ち主であるソイツは何やらトリッキーな技を駆使して、裏技的なことをやるわけですよ。これは初心者の私には歯がたちません。こちらも裏技で応酬です。
相手がシュートモーションに入ると、私の操るゲーム内のディフェンダーがシュートを阻止しようとタックルを仕掛けつつ、同時にゲーム外の私もリアルで相手にタックルです!
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これぞ「死闘!」
これぞ「何て言うんですか緊張感!」
ここ最近の夜の冷え込みを感じさせないほどの熱い試合が繰り返されておったわけです。
友人が、
「夜も遅いし、そろそろお開きにしようぜ」
なんて言うと、
「バカ!今頃ヨーロッパあたりは真っ昼間やれうもん!」
と返す私。
「そっか。なるほど。じゃあ次はイタリア対スウェーデンね。」
なんて会話が、ツッコミの余地なく自然に成り立つ空気です。 夜のアソビって言ったら酒?女?そんな薄汚れた貧しい発想しか浮かばない世のオトナたちに私は言いたい。
純粋だったあの頃に持っていたはずの大切なものを忘れていませんか?と。
ウイイレに関しては、初心者に多少の毛がはえた程度の私ですが、恐らく近日中に、体毛ビッチリの初心者の域を超えた指先のファンタジスタに成長しているはずです。
そして、その時こそ、大人の嗜好(つまり女性)との接点を完全に断ち切った新しい私になるのです。