Mt baldy Cucamonga Peakへハイキング
友達がヨセミテ、ハーフドームに挑む!などと言っているので、オレも行きたい!と参戦表明。
と表明してみたものの、登山初心者の私が険しいハーフドームを登れるのか?皆様にご迷惑をおかけするのではないか?不安しかない!
なので、標高が大体同じくらいのMt baldy Cucamonga Peak(クカモンガピーク)を登頂できたらハーフドームへの挑戦権が得られるとの話になりました。
ということで週末、クカモンガピークへアタックを決行したわけです。
事前情報によればクカモンガピークは往復12マイル (19.3 km)、約8時間くらいで帰ってこれるとのこと。
(;゚д゚)
だ、大丈夫。。。
朝6時半、Huntington Beachを出発。
なんだかんだ、食料の買い出しやらしながらていると到着が9時。登頂開始が9時半。想定内の遅れ!
地図を確認して、ちゃんと登頂の登録をして出発です。
山の麓はこんな感じ。緩やかなハイキングコースみたいで歩くのが気持ちいいですね。
しかしながら暑い!私の住む町は海の側なので、この暑さがどんどん体力を奪っていきます。
3時間ほど登っていくともうこんな感じ。
中間地点に到着した時点で午後1時すぎ。山の暑さが悪いのか、私の体力がなさすぎるのか。日暮れの時間を計算するとギリギリなのですが、ここまで来たら進むしかないですよね。
さらに進むと、もう急斜面。転げ落ちたら死んじゃうレベル。
実は標高も2500mを超え、ちょっと高山病になってきた気がします。頭痛いし、体だるいし。ペルーのチチカカ湖の悪夢再び!?
どうやら私は高山病にかかりやすい体質っぽい。
ついでに足も靴づれ100%!
本格的なDannerのデビュー戦で、靴づれが怖かったので、バンドエイドを貼っておこうと、もってきていたのですが、間違えてガーゼを持ってきてしまう始末。。たぶん靴の中は血だらけのような気がする。
午後4時半、頂上に到着!
ここがみんなが写真を撮る岩。飛んでみても大丈夫。
座っちゃうとめっちゃいい写真!
あれだけ辛かった登頂の疲れが頂上につくと一気に吹き飛びますね。
山登り、ええやん!
さて、1時間も頂上でゆっくりしてしまったため、午後5時半、下山開始となります。登りに7時間近くかかってしまったため、急いで下山しなければなりません!
日も落ちてきて、涼しくなったし、大丈夫でしょう!
快調に早足で山を下るのですが、徐々に足に痛みを感じる!?
じつは靴が合ってないらしく、下山の際は足の指がガンガン靴に当たっているんです。
やばい!日が暮れてきた!
道が見えなくなってきた!
もう少しで駐車場に戻れる、急げ!とがんばりも虚しく日が暮れてしまいました。
分かれ道もどちらに行っていいかもわからない。下手に動くとマジで遭難してしまうのではないかという状況に陥ってしまいました。
携帯の懐中電灯でがんばって進んでみますが、マジで真っ暗でどこを進んでいるのかわからない。
山をなめすぎてた。。と途方に暮れていたところに懐中電灯の明かり発見!地元の人が犬を連れて散歩に来ていた。おぉ神!
迷子になったので駐車場の行き方を教えてほしいと伝えたところ、「俺たちも今から帰るからついてきなよ!」
神はここにいた。
彼らは余裕な感じでどんどん進んでいくのですが、私の足はもう限界、かかとは擦り切れ、指の感覚もなくなっているくらい。しかし、ここで置いていかれると、本当に死んじゃうと思い、全力で歩きます。あぁ、これが俗に言う「火事場のクソ力」ってやつか。
そして下界へ到着。
久々に心の奥底からでた「Thank you」。
もうボロボロ。
血はでてなかったけど、かかともボロボロ。
そして決断の時、ヨセミテ、ハーフドームは登りません!
靴と装備を完璧にしてからいつか挑戦しようと思います。
ちなみに後日、足はこんな感じになっていました。
あと、海の近くで生活する人は常に海抜0mのところにいるので、高山病にかかりやすいそうです。みんなも気をつけて!
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