アメリカの国立公園をまわろう!
両親が日本から遊びに来ています。
そんな彼らの要望は「モニュメントバレーに行きたい!」ということ。おいおい、サンタバーバラからどれくらいかかるか分かってるのか?おい!しかも私の車、「下りのろでお」ことRODEOちゃんはそこまでたどり着くことはできるのかい!?
と、無理な話だと思っていたのですが、留学生日記最多出場K太郎クンが私の両親とともにプランを作成。しっかりと地図までプリントアウトしてくれちゃってる始末。
車の方は父親自らボンネットを開け、修理しだしてしまいました。壊れていたサーモスタットを交換、トランスミッションオイルまで交換。
というわけで私の知らない間に計画はこのようになっていました。
1日目
サンタバーバラ – ラスベガス
360mile(576km)
2日目
ラスベガス – Zion(ザイオン)国立公園
160mile(256km)
3日目
Zion(ザイオン)国立公園 – モニュメントバレー国立公園
240mile(384km)
4日目
モニュメントバレー国立公園 – Joshua Tree国立公園
530mile(848km)
5日目
Joshua Tree国立公園 – サンタバーバラ
270mile(432km)
年寄りにも車にも優しい計画。これならいけるんじゃない?しかし仕事がたんまりと残っています。帰って来たら地獄だね。
5月26日
今日はラスベガスまで。何度も行ったことのある道。ただ、心配なのはオレの車もつのか!?
AM10:30 サンタバーバラを出発。
順調にロスアンジェルスを通過。HWY15に乗る。ここで父親に運転を交代。私は後ろ座席にて仮眠を。
30分後。「ガソリンがない!」と叩き起こされ、仕方ないので、次の出口で降りてくれと指示。
そこで寄ったガソリンスタンドの値段
1ガロン – $5.15
現在は1ガロン$4の時代に$5突破しちゃってるこのスタンドは。。。
あたりを見回せば砂漠のみ。自分たちのようなガソリンがなくなりそうな客がくるような場所なんですね。しかし、もうすぐこの値段が安くなる時がくるんでしょうね。ちなみに自分がアメリカに来た5年前は1ガロン$1.5。
そして高速にのったらすぐに次の町に到着。。。orz..
ここまで余裕で走ったのに。。
そんなこんなでラスベガス到着。私は5回目、そして両親は2回目のラスベガス。特に見たいものもないのですが、とりあえず歩いて観光。
いつものごとく、軽くカジノで負けてやって、今日は特にハプニングもなく終了。ハプニングがあるとしたら車だろうな。
5月26日
ホテルのバイキングでのんびり食事して、
AM12:00ラスベガスを出発。
今日の走行距離は160マイル。楽勝。
ひたすらこんな道を通ること3時間。
ZION National Parkに到着。
ビジターセンターからシャトルバスで20分、そしえ川沿いを歩くこと30分。
本当はキャンプして、トレッキングコースを歩けばいろいろなポイントに行けるのですが、日本からの観光客を連れているので、今回はここまで。
車の調子はいいようです。ってか家族旅行の日記っておもしろいですか?
5月27日
昨日はZionに泊まる予定だったのですが、日が昇っているうちに距離を稼いでモニュメントバレーに行く途中の町で宿泊。
今日は朝から親にたたき起こされAM9:30出発。「旅はのんびり」がモットーの私ですから観光!観光!というのは大変疲れるわけでして。。
今日も予定通りにモニュメントバレーへ向けて出発。今日も只々、アメリカ大陸が広がるハイウェイを走るのみ。
昼食はマクドナルドで。。そういえばこの旅行、アメリカンな食事を続けているため、そろそろ限界です。さすがはアメリカの田舎!
ビーフ、チキン、チーズ、ポテト、ビール、ワイン。。。
そろそろ米と納豆が恋しくなってきました。。
で、なんとかモニュメントバリー到着。
先日ここまで来た友達に電話して、おすすめされたArches National Parkはここから2、3時間北に車を走らせなくてはならないという話。しかもそこから1時間ほど山登りをしてポイントにたどり着けるらしい。
久々のマジ家族会議。その結果、守りを固めることに。攻めは年寄り抜きにしてくれとのこと。
で、モニュメントバリーをさくっと廻り、
やっと旅の折り返し地点。これからもう一つNational Park を見て、サンタバーバラに帰ります。
意外と調子のイイRODEO。
5月28日
昨日はグランドキャニオンの手前の町、フラッグスタッフで宿泊。
今日は予定にも入っていなかったグランドキャニオンへ行きたいとの両親の要望。いいんですけど、あなた達、過去に行ったことあるでしょ、、しかも自分は4回目ですよ。
で、結局、1時間半ほど車を走らせグランドキャニオン国立公園に到着。
グランドキャニオンをよく分からない方に簡単に説明いたしますと、
第1回超人オリンピックでロビンマスクがキン肉マンに敗れ国外追放処分をうけ、やさぐれてしまった後、悪い奴らに利用され、キン肉マンとグランドキャニオンで再戦!その戦いにて奈落の底へ転落してしまった場所なのです!しかし、グランドキャニオンに転落して、二度とリングに立てない体になってたはずなのにMr.バラクーダと名前をかえ、キン肉マンに復讐するためにソ連でウォーズマンを発掘のは記憶に新しいかと、、、
グランドキャニオンに到着した私達の目的は
このスカイウォーク!下がガラスでできていて、まるで空に浮かんでいるかのよう?
っていうものに乗りたかったのですが、これはSouth Rimにはなく、ここから250mileラスベガスよりのWest Rimにあるそう、これから行く人は気をつけよう!
しかしグランドキャニオンはいつ来てもすごいね!
軽くグランドキャニオンを見終わった後は、この旅行、最後の国立公園、Joshua Tree国立公園に向けて出発。
途中、通ったLake Havasu City, ARIZONAのロンドン橋。
London Bridge is falling down, ロンドン橋 おちた
Falling down, falling down, おちた おちた
で有名なロンドン橋ですが、
現在のイギリスにあるロンドン橋は何の変哲もない橋、しかし1831年にJohn Rennieによって造られたロンドン橋(下の絵)は、アーチ型の石造りの威風堂々としたものでした。
しかし、その後ロンドンの交通量が増えたため、現在の橋に掛け替えることになり、古い橋は1962年に競売に掛けられました。
この橋を競り落としたのが、アメリカ、レイク・ハバスの開発業者Robert McCulloch。入札価格は246万ドルでした。
1967年、古いロンドン橋は花崗岩ひとつひとつに番号を打ちながら解体され、カリフォルニアのロング・ビーチまで船で、そこからはトラックでレイク・ハバスまで運ばれました。
1968年9月23日にロンドン市長によって礎石が置かれ移築工事が始まり、3年の歳月をかけて1971年10月10日に石造りのロンドン橋が復元完成されました。
ハバス湖の中にある島と対岸とを結んでおり、一般の車両や歩行者も通行できます。ロンドン橋の周辺にはイギリスの雰囲気をただよわせたレストランや店、ホテルなどがあり、レイク・ハバスの観光名所となっています。
だそうです。
今日はその先の町、Parkaにて宿泊。
ヒゲのせい?アジア人だから?3件のモーテルに断られました。あきらかに車は泊まってないのに「今日は満室だから」だと、
特に何もない町です。
5月29日
アリゾナ暑っ!車オーバーヒート必至で最後の国立公園を目指します。
Joshua Tree国立公園到着。
この国立公園は2時間半ほどのドライブで南から北へ突っ切るのですが、途中、ガソリンがない!ことが判明、あわてて引き返す。
HWY10沿いの風力発電。
カリフォルニアに入り、Desert Hill Outletへ。
ここはGUCCI、などの高級ブランドもそろうアウトレット。もちろんなにも買うこともなく終了。
帰りに中華食べて、旅行終了。
総走行距離 – 1800マイル(2880km)
距離にすると日本列島横断ですか。。よくがんばったオレの車。
旅を終えて
やっぱグランドキャニオンがすげー!一生に一度は行くべき。
2週間、両親が滞在していました。この2週間のほとんどを両親と共に時間を過ごしました。こんなことは生まれてはじめてではないでしょうか。
とても貴重な時間でした。ありごとうございます。
さて、仕事が山積みですよ。
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