震災から1年がたちました

震災から一年、この週末はロサンゼルスでも沢山の震災イベントが行われていました。WEST LAにあるグローブというモールで行われていたイベントにちょっと行ってみたのですが、震災イベントという名の金の匂いのするイベントで少し悲しかったです。

その日、「愛 from LA(http://fromla.org)」はスタジオシティにあるHama Dance Centerという小さなチャリティダンスイベントに参加させていただきました。

お金を払ってもいいくらいのクオリティの高いダンスを見させていただきました。

ダンサー、パフォーマーの方々。

トーランスという日本企業がひしめくこの街では感じられない若者の情熱を感じた。この街を早くでないと。。

話は変わって、先日、INSPIRATIONのイベントで「愛 from LA」のブースをださせていただいたのですが、日本のINSPIRATIONのスタッフで震災からずっと現地に赴いてチャリティ活動をしている方がいて、その人にいろいろとお手伝いしてもらい、イベントではすばらしいブースをつくることができました。私達の小さな活動に共感してくれて、被災地に自分たちの撮った「愛」の写真をとどけていただけることにもなりました。

その時、その方と話していたのですが、被災地の現地の人たちは今、街は少しずつ復興していっているけど、心が病んでいる方がまだまだたくさんいるそうです。チャリティ基金で世界中から沢山のお金を日本に送られ、現地の復興に役立っているけれど、被災地の方々が怖いのは「忘れられる」こと、「震災」という出来事が時間がたつにつれ、みんなの記憶からなくなり、自分たちも忘れられていくことを恐れているということだそうです。
今はお金や物資がトラックで届くことより、現地に行って、心のこもった「何か」をプレゼントされる方が被災地の方々は喜んでくれるという話を聞きました。

自分たちがやってきたことが無駄なことではなかった、そうやって現地に私達が撮った写真が届けられることで少しでも被災地の方々が笑顔になってくれればいいなと思います。

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