タイ旅行記

生まれて初めての一人旅、アジアへの旅に行ってきました。

6月24日

今日、日本を出発、そしてタイへ。はりきりすぎたのかちょっと早めに成田空港に到着。さっそくチェクイン。その後、時間をもてあましてまして、ひまだったので到着ロビーに行ってみると燃える闘魂アントニオ猪木発見です!!ぜひ、公開ビンタをいただこう燃える闘魂に接近しようとしたのですが、とりまき(すげーつよそう)に囲まれていて握手すらできませんでした。

そして出国。隣の典型的アメリカ人デブのおじさんのいびきがうるさいのと息の臭さで一睡もできず、午後11時、タイ、バンコクに到着。初めての一人旅のはじまりです。

さぁ、どうしてくれようか?いや、どうすればいいんですか?もう午後11:00ですよ。どうやってバンコクに行けばいいんですか?

何も予習していない私はとりあえず日本人を探し声をかけます。で、そこで知り合った日本人といっしょにタクシーでゲストハウスへ。

その人にいろいろと助けてもらってなんとかチェックイン。とりあえず飲みにいくことに。ここですでに深夜12時。軽くビールを飲んで今日は終了。

明日はウィークエンドマーケットたる場所に行ってきます。

最初に泊まった部屋(180B)部屋がなくツインルーム

 

6月25日

2日目にして山を迎えます。2日目といっても昨日の夜の12時に到着しので実質は1日目になるんでしょうか? 今日は空港で出会った人達とウィークエンドマーケットに出かけます。彼らはアジア雑貨屋のバイヤーなので大きなバックをもって出発です。

トゥクトゥクというバイクのような乗り物で30分くらいかけて目的地に到着。 ウィークエンドマーケットっていうのはウィークエンドだけやっている大きなマーケットで雑貨、衣類、食料、様々な物が売られています。

バイヤーの人達は仕事なので仕事の邪魔はできません。一人で動く事にします。しかしこのウィークエンドマーケットは広い。。東京ドームくらいの大きさがあるんじゃないでしょうか。。。結局変圧器と布のバックを買って終了。疲れてココナッツのカキ氷を食べているとフィリピン人の二人組に英語で話しかけられます。暇だったのでいろいろ話し込んでいるうちに仲良くなり、いっしょにご飯を食べようって事になり、彼らの家に行く事になりました。

到着したところはタイらしからぬ豪邸。そしてここで兄と名のる男が登場。彼が言うには彼はカジノのディーラーでトランプマジックを見せてやると部屋へ招きいれます。簡単なマジックを見せられ、次はブラックジャックのいかさま(サインなど)を教えられます。ここで私、何かおかしいと気付きだします。そして遂に出ました。

「今日、俺の働くカジノにこいよ。二人で儲けて山やけにしようぜ。」

これは間違いなく私がぼったくられるはずです。ムカついた私は

「そんなことはしない、帰る」

と言うと、

「俺達のおばあちゃんが病気で金が必要なんだ」

なんてことを言ってきます。
でました。これで私をだましているつもりでしょうか?じゃあねと言って、かばんを取って部屋をでるとちょっと強そうなタイ人Bが現れました。これはやばいと思いました。外へでると彼も私の後を追ってきます。そして彼が言った言葉が

「プリーズ ギブ $200」

アホです。 やはりお金だったんですね。 私がNoとずっと言っていると彼は私の気をひこうと

「かーんぱーい。今君はじーんせーいのー。。。」

と長渕つよしの乾杯を熱唱。これに心を打たれてしまった私はいっしょに歌を熱唱してしまいました。ここで生まれたタイ人Bとの友情。タクシーをひろってくれて熱い握手をした私達。

と、私はお金をとられることはなかったのですが、後でいろいろな人に聞くとこれが最近有名なブラックジャックサギだそうで、旅なれた人でもひっかかるらしいです。最初は大勝するらしいのですが最終的に大金を賭けて、大体30万~50万やられるそうです。これからタイに行く人、気をつけてください。2日後ですが、同じ日にこれにひっかかってお金なくなって帰っていく人に会いました。

 

夜はカニカレーを食べて終了。

トゥクトゥクというバイクタクシー

ウィークエンドマーケット

今日の夕食カニのカレー炒め(180B)

 

6月26日

今日は王宮を見に行きます。

空港で会っていろいろと旅について教えてくれたかおるさんがスリランカに彼氏に会いにバンコクを出ました。いろいろとありがとうございます。彼女はひとりで世界をまわったり、長野の山奥で自給自足の生活をしてみたり、ネパールで自給自足の生活をしてみたりと、訳のわからない、でも人間味溢れる人でした。

今日は昼起床。屋台でご飯。日本人に遭遇。いいゲストハウスを紹介してもらったのでそっちに移ります。

その後、王宮めぐり、しかし王宮の一部の中に入るのに250B(1B=2.8円)。タイではありえない値段です。で、「友達がまだ中にいるから」と警備員に言って強行突破をはかるも止められました。

王宮はとても不思議な空間です。そこが気に入ってずっとそこで座ってました。そろそろ帰ろうと王宮を出るも見事に迷子。なんとか水上バスの駅を発見して、駅に入ると偶然にも昼に出会った日本人と遭遇。いっしょに船にのってタイ式マッサージへ。1時間半のスペシャルコース220B(1B=2.8円)。日本では30分3000円らしい。生まれて初めてお金をだしてマッサージを受けましたが最高です。絶対また来ます。

その後、GoGoBarへ繰り出しました。GoGoBarというのはおかまバーのようなものです。しかしどうやら私達の入った店はおかまちゃん達がいる店ではなくガチの店だったようです。簡単に説明するとリアルに男が好きな男の子達が体操服、ハイソックスで店内をうろついています。しかも男の子達は15-16歳。ジャニーズ系の顔をしていてすごくかっこいいんです。聞いたところによると彼らはタイの北の方の村から連れてこられたみたいですよ。この職業というのはタイ人にとってすごく誇らしいもので彼らが村に帰ると彼らはヒーローらしいです。

そしてこの少年達と飲んでいたんですが突然ショーがはじまりました。

。。

。。。。

 

男の人の棒が男の人の穴に入ってますよ。。

 

しかも店中をかけめぐってますよ。。。 _| ̄|○

 

正直気持ち悪いです。

 

ショーも終わり気分を変え飲んでいるんですが私、まったく彼らに相手にされません。聞くところによると、残念ながら彼らはヒゲは好みではないらしく、いっしょに行った男が本気で襲われそうになっていました。。。

 

王宮

ワットポーの大仏

15歳のオカマ少年(盗撮)

6月27日

今日も昼起床。またしても屋台で食事。すると今日も日本人と遭遇。と思ったら日本人と韓国人。日本人のコはナオミナイズという本をだしていて買ってあげてみて下さい。13年間サンフランシスコでバーテンダーをしてて今は旅人らしいです。韓国人のコは日本に1年半住んでいたらしく日本語ぺらぺらです。インドネシア、マレーシアと旅をしてきてバンコクに来たらしい。

今日は予定がなかったので彼女たちといっしょに寺めぐりです。

正直寺めぐりは疲れました。。。 _| ̄|○

水上バス(1駅区間4Bくらい)

ムエタイの練習風景

カオサンストリート

 

6月28日

今日はバンコクから車で1時間半ほど離れた都市、アユタヤにて遺跡めぐり。バスツアーに参加したんですが、これが大変なんです。朝7:00集合。それからアユタヤに到着した後は遺跡めぐりなんですが、一つの遺跡を50分くらいかけて見て、それからバスに戻って10分くらいかけてまた違う遺跡へ。それの繰り返しです。最初はタイの王宮に感動していたんですが、こうも同じものばかり見せられると。。。しかも暑い!それを午後4:00まで続けたんですよ。

もう2度とツアーには参加しません。自分の力でその場所まで行くってのが大切なんですよね。自分でバス、電車調べて、地図広げて、目的地を目指すと。

でも唯一楽しかったのは象に乗ったこと。象の花子(かってに命名)は私が乗ったとたんにうんこしちゃうかわいい子なんです。

そろそろバンコクも飽きてきたんでカンボジアへ移動しようと思います。でもどうやって???

ワット・プラ・マハタート

ゾウに乗りました

 

6月29日

カンボジア、シュムリアップへのバスチケットを手に入れました。300B(1B=2.8円)。明後日の朝7:00発。なぜあさってかというと洗濯物をつい先ほどだしてきたら明日取りに来てくれとのこと。

今日もあいかわらず予定は無いので泊まっているところの近くのカオサン通りを友達とふらついてました。カオサン通りというのは外国人バックパッカーの集まる場所で簡単に言うとクレイジーな場所です。路上では多くの出店、屋台が並んでいて、その出店の中に髪の毛を編んでくれるものがあります。みんなそこでドレッドやブレードをやってもらっています。友達もドレッドにしてもらうということでついて行きました。彼女はその時、ストレートのエクステンションをつけていてそれを外してから、ドレッドのエクステをつけようとしていました。

私も一生の内に一度はドレッドというものをしてみたいんです。でも髪の毛はないんです。でもひげは少し長いんです。これはひげを編んでもらうしかないじゃないですか?

友達の外したエクステをもらってそれを編んでひげにつけてもらいました。つけてる間私の周りには大勢のギャラリーが、、世界各国の人たちに写真をとられました。ひげは世界をつなげます。

つけてもらったのはいいんですが、長すぎです。へそまでありますよこれ。。。

ヒゲにエクステンション

長すぎたんで切りました

それでも長いのでたたみました

旅の終わりの方で切りました。

 

6月30日

この旅、初めての正露丸さんの出番です。クーラーかなぁ。。。???今日は安静にしておきましょう。身体を壊しては何もできませんからね。

しかし、昨日つけたドレッドのせいなのかあごがおかしいんです。結構このドレッド重いんですよね。

 

7月1日

カンボジアへむけて出発!!バスのチケットは300B(1B=2.8円)だったのですが、値切れば150Bで買えたようです。国を越えるのにこの安さはなんなんでしょう?

朝7:00に集合。私達を迎えたのは2階建てのバス。座席も広く余裕で寝れます。早速バスは出発。私は爆睡。あっという間にバスは国境へ到着。なんなくビザもとれました。国境では長い行列ができていてカンボジアに入国するのに一苦労。しかし大変なのはここからでした。タイでのバスとは違い私たちの乗るバスはおんぼろバス。もちろんクーラーなんてありません。よく見るとドアに「自動扉」って書いてあります。日本語ですよ!これは日本の古いバスを再利用しているっぽいです。なんでもカンボジア、ベトナムあたりではよくあることらしいですね。

変なバスガイドらしきカンボジア人がここで両替しろだの、ここで飯食えだのボッタくり丸だしで話しかけてくるわ、道は舗装されてないのでありえないほどがたがた、とりあえず最悪です。道に普通に穴があいてますからね。。。

バンコクから国境までは3-4時間でついたのに国境からは休憩含め8時間。ずっとバスにゆられっぱなしです。寝れるわけもありません。ありえないくらいゆれているんですから。

午後11:00、カンボジア、シュリムアップに到着。バスで知り合った日本人と共にゲストハウスへ。1泊$3。

明日は早起きしてアンコールワットへ行ってきます。

国境からシュリムアップまでの道

 

7月2日

朝起床、昨日はシングルルームが空いていないということでバスで一緒だった日本人とツインルームでした。今日はその彼とアンコール遺跡探検です。お店の人、リン、モトのカブ(バイク)の後ろに乗っかりアンコールへ出発です。気がついたのですがカンボジアはカブ天国です。最近は日本で見ないニューカブ(名前はDream)がはやっているようです。

アンコールワットは日本の大学の時、建築を専攻していて、建築史という建築の歴史を勉強する授業でいやというほどレポートを書いたので完璧です。完璧かな?いや、すいません。まったく覚えてないです。しかし眠った私の記憶の一部に深く刻まれたアンコールワット。無意識に私はここを目指していたようです。

アンコールワットへ到着。3日券$40を購入。まずはアンコールトムへ突入。タイの王宮なんかくそです。とにかくすごい!文章がへたくそなので言葉でうまく表現できません。とやかく言ってもそれはイメージにしかならないので是非、足を運んでください。全てが不思議。生まれて初めて感じた感覚です。

しかし、どうやって1000年前の時代に石だけでこんなものが建てられたんでしょうね?しかも現代に形を変えずに存在している。たぶんそれを大学で習っていたんですかね?またもう一度建築史の授業をを取りたいです。

夜はカンボジアの伝統踊りの見れるお店で少し贅沢な食事。

明日はアンコールワットから昇る朝日を見にいくため4時起きです。

ニューカブ、DREAM

アンコールワット

お世話してくれたリンとモト

 

7月3日

なんとか4:30起床。アンコールワットへ向かう。朝日がすごい。こんな贅沢な朝日はもう一生ないかもしれません、その後は昼までリンとモトのバイクの後ろに乗りながら遺跡巡り。彼らが一日中バイクで連れて行ってくれて$6。

朝も早かったので昼に帰って爆睡。起きて飯を食いに行ったのですがここで何かにあたったくさいです。お腹が非常に痛い。。。夜は日本食屋へ。そこで「地雷を踏んだらサヨウナラ」という映画を見ました。浅野忠信主演の映画で、一之瀬泰造というカメラマンのストーリーです。目から涙がlこぼれてしまいました。同じくお腹が痛いのにトイレを我慢したためにあそこも大変なことになってました。詳しくは映画を見てほしいのですが、この一之瀬泰造という人にすごく興味がわきました。映画で紹介されてた一枚の写真があって、ブラウン管を通して見てもすごく何かが伝わってくる感じがしました。

この人の墓がアンコールワットのそばにあるそうなので明日は自転車を借りてシュムリアップの探検をします。

アンコールワットから昇る朝日

木の根が遺跡に

サソリ発見!?死骸

物売りの女の子が書いてくれた絵

 

7月4日

まずいです。昨日の昼からまずいとは思っていたんですが、腹痛です。この旅最大の痛み。何があたったんでしょう?今日は昼まで寝てはトイレ寝てはトイレと、最後のカンボジアの日を無駄にすごしているとしか思えません。

そうだ、アンコールワットに行こう。おとつい、アンコールワットから夕日をみようとしたんですが、見事に雲ってしまったため、今日、自転車で腹痛に耐え、アンコールワットを目指します。

この借りた自転車なんですが防犯登録されていました。東京都立川市?日本の自転車ですねこれ。まぁ、そういうことなんでしょうね。

アンコールワットに到着したんですが、雨。。。。スコールですか?勘弁してください。これでは夕日どころではありません。雨にぬれながらホテルに帰宅。もう寝ます。お腹痛いし、、明日、朝、早くにここを出発ですし。

カンボジアで出会ったみなさん。ありがとう。

たぶんこいつでやられました

 

7月5日

地獄のシュリムアップーバンコクのバス。私の人生の中でこのバスこそがキングオブバスではないでしょうか?しかも腹痛よろしくですから。未だ完治しておりませんよ。

今日は腹痛により朝5:00に起床。昨日、ほとんど何も食べていないため。このまま体力をなくして違う病気にかかったら大変なのでとりあえずコンビニでチョコレートやヤクルトっぽい飲み物を摂取。7:30にバスがホテルの前に来てくれるはずなのですが8:30になってもバスが現れません。ホテルの人に聞くも「Don’t
worry」の一点張り。しかしホテルの人も異変に気づいたのかバス会社に電話すると一台のカブが到着。この人がバスまで連れていってくれるらしい。このカブ、まさにクレイジーバイクタクシー。フルスロットルで車をどんどん追い越して行きます。ようやくバスに追いつくも私は恐怖と腹痛と緊張と暑さで汗だく。やはり期待してはいませんでしたが行きと同じくキングオブバスは健在でした。

バスがはねるはねる。そして私のお腹、黄門様を刺激する。地獄の5時間でした。聞いた話によるとどうもこの道はアジアで一番整備されてない道だそうです。

さようならアンコールワット。次は行くとすれば空から行きますね。

タイに到着したらもう楽勝です。行きと同じく2階建てバス。ただ、そのバスはテレビが付いてあって映画を上映しているのですが、行きと同じくLove actuallyが流れていたのがちょっと残念。

なんだかんだで夜8:00バンコクに到着。明日は南の島タオ島に向います。世界で一番安くダイビングのライセンスが取れるみたいです。ダイビングはしたことないんですが、取ってやろうかななんてことも考えていますよ。

明日は朝6時集合なので5時起きです。がんばります!

 

7月6日

がんばりました。朝5:20起床。チェックアウトしてバスが拾ってくれる場所へ急ぎます。6時前に到着。コンビニで買ったサンドイッチを食べながらバスを待ちます。

1時間経過。

未だバスは現れません。さすがにおかしい。30分くらいの遅れなら分りますが1時間は遅れ過ぎじゃないですか?もしや日にちがまちがっているんじゃ?おそるおそるチケットを確認すると

DEP.TIME(出発時間) PM18:00

夕方じゃないですか。。。。 _| ̄|○

店員さんは6時って言ったもんですっかり朝だと思いこんでました。しかたなくホテルに帰るってチェックインをキャンセルしてもらおうとしましたがすでに新しい人がチェックインしたと。。。結局、喫煙所で寝かせてもらう事に。

朝9:30起床。寝れるわけありません。こんなかたいベンチで。夕方までどうやって時間をつぶしましょう?

とりあえず両替、インターネット、虫よけ用品を購入後タイのマクドナルドへ。ビックマックセットを頼みました。100B(1B=2.8円)もするんですよ。高すぎ!!しかし、すごく綺麗な形をしたビックマックでした。これからのびる国ってのはこういうところが違うんですね。

その後、午後6:00バスへ。これから朝の10:00までバスに揺られて船に揺られて島に行くんですよ。。。

とりあえず寝ます。

バンコクでチャッピー発見(昔この黄色に乗ってました)

 

7月7日

タオ島到着。これぞバカンスですよ。でも残念ながらあまり天気はすぐれず。

なぜこの島に来たかというと人生で初のダイビングをするため。これまで会ったいろんな旅行者に薦められてオープンウォーターのライセンスをまず取ることに。これをとれば体験コースではいけないような深いところまで潜れるらしいんです。

早速勧められたBIG BLUEというダイビングショップへ向かいます。オープンウォーターの講習期間は4日間で8500B(1B=2.8円)。どうやら世界で一番安いらしいのですが、貧乏旅行の私にとってこの値段はいかがなものかと。ものより思い出、マスターカード。ってことでよろしくお願いします。

宿をとり、インターネットでメールをチェックすると親からおじいちゃんが亡くなったというメールが、思わず号泣してしまいました。93歳の大往生。おじいちゃんさようなら。ビールを買ってビーチでおじいちゃんとお酒を飲みました。

明日から講習です。頑張ります。

タオ島到着!

Big Blue chaba(chabaとはタイ語でハイビスカス)

 

7月8日

ひたすらビデオ鑑賞、そして宿題。どうやらこのダイビングショップは他のところに比べると比較的厳しいようです。でもまぁ、命にかかわることなのでそこらへんはしっかりしたいですから。。

今日はこのショップでいろんなダイバーに会いました。みんな世界中で潜っているらしいです。でも私は未だに疑ってますよ。そんなに綺麗なんでしょうかねぇ、

今日の夕食、カレー

 

7月9日

朝はやくから授業。そして午後、ついに海へ。普通はプールで耳ぬきなどダイビングの基本的な動作の講習を受けるらしいんですがここは海でそれをやるみたいです。昨日までぐずっていた空も私をダイバーとして認めてくれたのか快晴。

いざ水深5mの世界へ。

す、すげー。5mでこの美しさ。言葉で表現できません。ここは地上とは別世界です。青い世界。

明日は12mまで潜ります。

 

そして夕方、部屋に戻ると怪物登場。まさに怪物。どうも私爬虫類系が苦手なのです。隣の人に助けを求めるも戦力にならず、道行くタイ人に外へ追っ払ってもらいました。

ちなみに私は部屋の隅で震えてました。。。。_| ̄|○

部屋に怪物出現(1m弱ありました!)

 

7月10日

まずいです。ダイビングにハマってきてるのが分かります。これを趣味にしてしまうとお金と時間がいくらあっても足りません。

ちなみに今日は水深12mの世界へ行ってきました。

潜行した直後海カメ発見。どうやらこの島ではカメはレアらしく、ラッキーだったようです。これは私にダイビングの神様がついているとしか考えられません。インストラクターのこてこての褒め言葉に有頂天になってたりもします。なにはともあれ明日でオープンウォーターコースは終了です。

サンセット

 

7月11日

オープンウォーターゲット。宿題も終わりました。今から私はオープンウォーターダイバーこれからは一応、水深18mまで潜ることが出来ます。

そして重大発表。みごとにダイビングにはまってしまって残り2日間でアドバンスコースまで取ってしまいます。。。 これをとれば水深30mまでもぐれるんですよ。
ちなみにお値段は7300Bの10%オフ。ダメですねー。ちょっと日本に帰りたくなくなってきました。

その後ビーチでフリスビー。かなり焼けてきました。スキンケアが必要ですね。

Big Blue休憩所

 

7月12日

昨晩飲みすぎで見事に船の集合に遅刻。今日は朝から30m潜る授業だったのです。インストラクターの人が起こしに来てくれてなんとかセーフ。二日酔い、寝不足のまま海へ。ダイバー失格ですね。しかし、遂にあいつに会いました。サメです。さすが30mの世界は違いますね。自分の体よりも大きなサメが泳いでいるんですから。その後、2本目のダイブ中に少し気分が悪くなったりもしましたがなんとかクリアー。

その後昼寝してナイトダイビング。ハードです。しかし夜の海の中はすごい、真っ暗、でも海の中にも夜光虫がいてライトを消すときらきらと海底でひかるんですよ。魚が横になって寝ていたり、まさに神秘。

明日2本潜って、私のタオでのダイビング生活は終わりです。

chabaのアイドル英紅ちゃん

 

7月13日

朝からダイビング、この午前のダイビング2本でタオのダイビングは終了。もしかしたらこれからの人生でもうダイビングしないかもしれないってこともありえます。だって高いんですよ。

今日の講習はカメラと魚の絵を海底で描くもの。カメラおもしろすぎ!!絶対日本に帰ったら水中でカメラとる機械買います!!オークションで安いはず!しかし、ビデオ講習の時、ビデオの中でダイビングをする人はダイビングをしない人より幸せだ。なんて事を言ってたんですけどあれは本当ですね。もし、いつかダイビングをする機会があったら値段は高いですけどやってみてください。それまでは信じなくてもいいです。

とりあえずもう私はアドバンスダイバーです。海は俺のものですね。

明日は青い世界からバンコクに戻ります。ああ、、もう一回くらい潜りたいなー。。

。。。。

 

7月14日

朝からチェックアウト。宿代、オープンウォーターコース、アドバンスコースでしめて15500B!んー予定外の出費!でも大丈夫。テーマはものより思い出、マスターカードですから。

今日は島から脱出。午後2:30にバスがでます。そして午後1:00s。残り1時間は海水浴でもしようとビーチへ。

シュノーケリングなんかして最後の海を楽しみました。ビーチに戻ろうとするとあら不思議。海が私を離さないんですよ。これぞタオ病ですね。1時間じゃ満足できませんで速効旅行代理店へ駆け込み今日のチケットを明日の午前にチェンジ。

見事に明日の午前にバンコクに戻ることに。。

このままこの島にいつづけてしまいそうな可能性もないことはないですよ。

現実逃避、日本拒絶がはじまってます。

これまでに出会った旅人たちはこうやって旅が終わらずにいるんですね。

がんばってエアーチケットだけは捨てずに帰国したいと思います。

今日はゆっくりビーチで夜まで海水浴。

バナナパンケーキの達人

 

7月15日

昨日のダメな自分とはおさらばします。私は海をすて、日本に帰ることを決意!!朝起きて毎日お世話になったレストラン、tong thaiに朝食を頼みに行きました。サンドイッチを食べ、そしてピックアップバスに乗って港まで。見送りに来てくれた、お世話になったインストラクターやダイバー仲間との別れ。やはりこの瞬間はいつもつらいです。人に出会い、景色に出会い、心に出会い。これが旅の醍醐味なんですね。ナイトダイビングで船の上から見た海に沈む夕日、海底から見た月明かりは一生忘れません。次はいつこの島に来るかわかりませんが、死ぬまでに必ずもう一度訪れると思います。しかし、まさかアドバンスコースまでとるなんて、、、

そういえばこのタオ島で一回もトイレットペーパーを使わなかった。。。_| ̄|○

そしてパンツ洗うのめんどくさくてはいてなかったなぁぁぁ。。。

タオ島ーバンコクを船、バスとのりついで午後8:00バンコク到着。今日、一緒に帰って来た英紅ちゃん家族と食事。タイマッサージを受け、おみやげ買って、ビールを飲んだら午前3時。タクシーに乗って空港へ。1ヵ月にも満たない短い旅はもう終りです。

さようならタオ島

 

7月16日

午前7:00発成田行きの飛行機に乗り込むためタクシーで空港へ。もうこれ以上、カオサンで時間をつぶすことができず午前3:00に出発。1時間ほどで到着すると聞いていたんですがなんと20分で到着。しかたないので出発まで空港の中で爆睡。

そして午前7:00離陸。

ありがとう、タイ

1年以上の旅をしている人はこの日本への飛行機がまた新しい国への入国のように感じるみたいです。

飛行機の中でも爆睡。いつのまにか成田へ到着。

ヒゲがあやしいのか税関でこまめに荷物をチェックされる。そしてスカイライナーに乗り上野へ。アメリカから帰るときもそうなんですがいつもこのスカイライナーに乗ると現実へ引き戻されます。見慣れた日本の風景、人。無関心を装う人。私のヒゲが珍しいなら笑って見てくださいよ。私もそれにあわせ静かに電車に乗ります。

またこれから日本に慣れるのに時間がかかりそうです。このギャップがつらいですね。あさってからバイトのため出勤。電車に揺られます。1週間後に福岡に帰るんですがそれまでたいへんそうです。

 

旅を終えて

旅が終りました。1ヵ月にも満たない旅でしたが私にとっては初めての一人旅、アジアへの旅。最初の不安とは裏腹に最後は帰りたくない一心で空港へ向かいました。このままチケットを破り捨てようとも思いましたが、ここで破ってしまうやつが本当のバックパッカーなんでしょうね。私はまだまだです。

昔、中学校か、高校の社会の時間にアジアの国は貧しいと教えられました。確かに日本人の経済力と比べるとアジア各国の人は貧しいのかもしれません。でも彼等の笑顔を見ているととても貧しい人のようには見えません。一生懸命働いて、一生懸命遊んで、一生懸命楽しんでいる。そんな姿が印象的でした。

いくらお金持ってなくても幸せを感じてるやつが最強なんですよね。幸せの基準は人それぞれです。畑を耕して幸せを感じる人もいれば、巨額のお金を手にして幸せを感じる人もいます。どちらが正解とかじゃなく、どれだけハッピーで生活できるかなんですよね。

そしてこの旅でいろいろな出会いをしました。人、風景、心。

世界中を何年もかけてまわっている人、ツアー旅行に来た人、旅の本をかいている人、初アジア旅行の人、、などなど。彼等と話せて本当によかったです。何がそんなに彼等を旅にいかせるのか?少し分かったような気がします。

最後に旅で考えたこと。日本人は頭が良いです。沢山の情報を持ってます。沢山の道を持っています。沢山の可能性を持っています。多くの価値観があります。アジアの国の人達は日本人に比べると進む道は少ないです。でも毎日笑ってすごしてます。どちらが幸でどちらが不幸かはわかりません。でも私はつらいことがあっても笑ってすごせる生活を手に入れるつもりです。

とりあえずこの旅が終って私は少し成長したのですか?最後は訳わからなくなりましたが、出会ったすべての人、ものに感謝感謝です。

コップンカー(ありがとう)。

 

ダイビング 7月27日更新

タイでダイビングをしたんですよ。で、ダイビングでアドバンスコースをとっていた時にカメラスキルのクラスがあったんですね。その際にカメラを借りるのにいくらかお金がかかるということでここで出会った智也くんにカメラを貸してもらいました。

そして今日、写真をメールで送ってくれたので私が初めて水中でカメラを撮った写真をアップします。なかなかいいんじゃないですか?

初めて撮った写真

バラクーダ!だっけ?

??なんだっけ??

この群れは珍しいらしい。。

ヒゲ

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