流儀7: 100°を越えて

冷めた目で、分かったきになって、悟った気になって人生を眺めている人間たちにハジメは思う。

冷めるな、目覚めろ と。

ハジメは知っている、真の天国も地獄も現世にある事を。

ハジメは思う、それならば、いずれなくなるこの感覚のまま、自分のセンスのまま、五感を越えた

六感すらも最大限活用して熱いままで、人生を踊りきりたいと。

ハジメは無知だと自覚している。だから、知りたいんだ。人間とは?人生とは?宇宙とは?

斜に構えて見た人生と真正面からぶつかっていく人生の見え方の差を彼は知っている。

自分の持っているもので、この荒波を乗り切れよハジメ。

大きなセットは目の前にきている。

斜めから見る人間には掴めない巨乳である。

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