流儀9: 過去、現在、未来

過去、現在、未来、ハジメ

ハジメはギリギリまで予定を立てない。彼は予定調和という言葉が嫌いだ。そこには新鮮さがないからだとハジメは語る。

言葉には常にコインのように裏表があるように、予定を立てないハジメの行動が裏なら、行き当たりばったりさは表であり、ハジメが新鮮さを追い求めている形の現れでもある。

常に新鮮な未来を追い求めるハジメ。そんな彼が現在を生きていて気づくのは、過去の自分は今の自分の背中を常に押してくれているという事だ。

過去にとらわれ動きだせない人たち、人は皆これから歩く道より、歩いてきた道の話をする。
予定が決まりきらない未来。

ハジメが予定を作らないその様は過去を受け入れ誰も知らない未来を受け入れる準備なのだ。

予定は未定。その決断が足並みを常に崩す。

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